【簡単に自己紹介】
はじめまして、Kumojunといいます。
空にプカプカ浮かぶ 雲が、好きなおじさんです。
日々、ウォーキングや散歩の途中、空を見上げながら、おもしろい雲は無いかとさがしています。
そしておもしろそうな雲を見つけると、あわててスマホを取り出して、写真を撮っています。
プロの写真家ではないので、技術的には未熟、芸術性も希薄です。
カメラ機材に対するうんちくも、全く語れません。
スマホの自撮り棒を持ってはいますが、一度も使ったことがない、そんなおじさんです。
【ブログを始めたわけ】
そんな、写真やカメラに素人なおじさんが、どうしてブログで雲の写真をみなさんに見てもらおうとするのか❔
疑問ですよね❔
技術点も芸術点も、決して高得点は得られない、いわば単なる雲の記録写真。
でも、その単なる記録に過ぎないはずの雲の写真が、人間の想像力との共同作業によって、意外な顔を見せてくれたり、生き生きとしたストーリー性を獲得したりするのです❕
それはいったい、どういうことかというと...
子どもの頃、空を見上げて「あ、あの雲綿菓子みたい❕」とか、「あの雲ひつじみたい❕」とか、そんな風に言ったりしながら遊んだ記憶のある方はいませんか❔
ぼくは幼稚園や小学校低学年の頃に何回か、友達と一緒にそんな風に好き勝手言いながら、遊んだ記憶があります。
それはとても楽しい時間でしたが、成長するにつれ、そんな遊びはしなくなり、そのまま大人になりました。
大人になったぼくはある日、龍雲というものの存在を知りました。
ぼくはけっこう、『月間ムー』的な世界が好きで、UFOとか宇宙人、超古代文明などの話題が大好物です。
でも、そんなぼくでも龍雲に関しては、こう思っていました。
「こじつけじゃないの❔」
そもそも『ムー』的なものが好きとはいっても、その全てを信じているわけではなく、むしろSF映画やSF漫画を楽しむような感覚で、ワクワクドキドキするのが好きだったのです。
一方、霊的な話やスピリチュアル的な話は、割と信じやすいほうではあったのですが...。
ある日ぼくは書店で、秋元隆良氏の写真集『龍を呑んだ写真家の奇跡の写真』に出会います。
そこには、龍のように見える雲の写真も何点か掲載されているようでした。
「龍雲なんて、こじつけなのでは」との疑いを抱きつつも、購入しようかどうか散々迷いましたが、結局購入しました。
なんとなくですが、今ここで買っておかないと、あとで後悔する気がしたのです。買わないで帰っても、おそらく悶々と迷い続けるであろう自分の性格も分かっていたので、意外にも低価格ということもあり、買ってみることにしたのです。
買ってどうだったのか...。
ぼくは、秋元氏の写真にどっぷりとはまってしまいました。
その写真集には、龍雲や鳳凰雲などの雲の写真以外の写真、太陽や月や富士山といったものも多く掲載されていたのですが、とりわけぼくが惹かれたのは龍や鳳凰のように見える雲の写真でした。
もともと、雲好きの傾向があったのかもしれません。
ぼくはそんな雲の写真を眺めつつ、いつか自分もこんな雲に出会ってみたいなあ~と、漠然とですが思うようになっていったのです。
秋元氏の写真集に出会ってから約10カ月。
ぼくは唐突に龍雲に出会いました❕
そしてその日を境に、次から次へと出会うようになったのです❕
...て、分かっていますよ。
「龍雲に会いたい」と思うあまり、ぼくがその雲を見て、むりやり龍雲に見立てていることがあることくらい。
人間は、見たいものしか見ない、という話をどこかで聞いたことがあるような気もしますし、そもそも人間には、あらゆるものを何かの顔のように見る能力が備わっていることだって、知っています。
でも...。
それでもいいんです。
だって、大人になったぼくにとっての龍雲は、子どもの頃の綿菓子雲と同じ意味合いのものなのですから。
最近、何気ない日常の中で、空にプカプカ浮かぶ雲を、見上げたことがありますか❔
雨が降ってきそうだなあ~とか、天気の崩れを心配して、というのではなく、純粋な楽しみとして。
中秋の名月や初日の出、綺麗な虹や夕陽やオリオン座、といったものは、みなさん空を見上げて眺めることもあるでしょうし、日食や月食や流星群のようなイベントには、ワクワクする人も多いでしょう。
でも、雲って、楽しみとしてはあまり見ませんよね❔
虹色の彩雲や、富士山の傘雲が話題になることはあっても、「あの雲、龍みたい」とか「鳳凰みたい」とか話しながら空を見上げている人って、いませんよね❔
でも本当は、龍や鳳凰どころか、天狗も犬もオオカミも、鳥も人もイノシシも、タツノオトシゴやマンボウだって、空の上には浮かんでいるのです。
ぼくは、もっとみんなが雲を見上げながら、色々な空想を楽しむ世の中になったら楽しそうだなあ~、と思っています。
なんだか窮屈になってきたこの世の中、たまには子どもの頃のようにぼんやりと雲を眺めては、普段は閉じている想像力の翼を、思いっきり拡げてみませんか❔
一瞬だけど、いやなこと、忘れますよ❕
まあ、綺麗にまとめ過ぎた感じはありますが、ぼくがブログを始めた理由は、そんなところです。
でも、もっと本音を言えば、ぼくの撮った雲の写真を多くの人が見てくれて、その中の一部の人でもいいから共感してくれたら嬉しいな、というところです。
いや、もっともっと本音を言えば、ユーチューブではこれまでに350本以上の雲の動画を投稿した(半分以上は削除済み)のに、ほとんど見られていないのは、ぼくの気持ちや考えや説明が、動画では不充分で伝わりにくかったのではないか、ブログなら文章でキチンと伝えることができるのではないか、と思ったからです。
雲を眺めたって、実利的には何の得もないですし、いい大人がぼお~っと雲を眺めていたら、変な人、と思われるかもしれません。
実際、そういう意味ではぼくは「変なおじさん」なのかもしれません。
でも、ぼくがウォーキングの途中、立ち止まって龍雲を写真に撮っていても、周囲の人たちは、いったい何を撮っているのかも知らずに、ぼくを追い越していくだけです。
本当はそこで「あの~、あそこにですね、龍雲があるんですよ」と、空を指さして教えてあげれば親切なのかもしれませんが、そうすると、それまでは目立たない変なおじさんだったのが、その日を境に目立つ変なおじさんになってしまい、今後、そこをウォーキングコースにしにくくなりそうなので、今日もぼくは一人、ぼく以外にはだれも気づいていない楽しみを、独り占めしているのです。
【銀色の龍雲、見つけた❕】
ここにご紹介する銀色の龍雲も、その日ぼくが独り占めしていたものです。
その時、ぼく以外にも、カメラを構えたおじさんがいました。しかもぼくのようにスマホではなく、本格的な一眼レフというのか、とにかく高価そうなカメラを持っていました。
しかもぼくとほぼ同じ方向にカメラを向けているものだから、「まさかこの人にも、あの龍雲バレてる❔」と、一瞬ヒヤリとしましたが、どうやら上空ではなく、地面付近の何かを撮影していたようで、ホッと胸をなでおろしました。
みんなにも龍雲の楽しさを伝えたい、みたいなことを言っておいて、この気持ちの矛盾はなんなのでしょうね❔
では、銀色の龍雲をご覧下さい❕
この龍雲、分かりますか❔
ドンヨリとした曇り空の切れ目から、銀色の龍がニュッと首を突き出しています。
もし、しばらく見ても「どこが龍なのお~❔」という方は、下の写真を見てください。
そして再び、上の写真を見てください。
龍の顏、分かりましたか❔
たてがみやひげはあまりはっきりせず、「龍というよりキリンじゃん❕」というツッコミもありそうですが、ここは龍、ということにしておきたいと思います。
なぜなら、写真の撮影者(つまり、ぼく)が、龍雲だと主張しているからです。
ちなみにぼくは、その雲が龍雲かどうかを決めるのは、撮影者にその権利があると思っていますが、周囲にそれを押し付ける権利は無いとも思っているので、キリンに見えた方にはキリン雲、ロバに見えた方にはロバ雲、蛇に見えた方には蛇雲、ただの雲にしか見えない方にはただの雲、でいいと思います。
ところでこの龍雲、アップにしているので多少は分かりやすくなっていると思いますが、スマホのオリジナル画像で見ると、こんな感じです。
一瞬、さっきの龍雲がどこにいってしまったのか、分からなくなった方もいるかもしれませんね。
本当に、広い空の中の一部分なので、注意して探さなければ見つからないように思います。
なので、ぼくは気づいても、普段龍雲のことなど考えながら歩いていない人たちには、見つからなかったのでしょう。
え❔ この龍雲なんて、こじつけですって❔
まあ、そういう方もいるでしょう。ぼくも、むりやり納得してもらおうなんて思っていません。
でも、この龍雲を見つけたタイミングが不思議だったんです。
歩きながら見つけたわけではなく、なんとなく、立ち止まって空を見上げてみたくなったんです。
特に理由はありません。
その時、雲は画面上、右から左に流れていました。
その時、この画面には映っていない、もっと右の方に、少しだけ明るい、雲の切れ目があったのです。
「あの切れ目の部分が流れてくるまで、ここで待ってよっかな」
そう思いました。
でも、雲の流れは速くありません。ぼくは退屈です。
なのでしばらく、その日、あるいは前日、あるいはもっと前に撮った雲の写真を、スマホの写真アプリで見ながらヒマをつぶしていました。
「うんうん、この写真はやっぱりいいなあ~。この写真は、ちょっと龍雲と言い張るには、無理があるかな❔」
ぼくはスマホの画面に没頭していました。
そして...。
特に何かの合図があったわけでもなく、たまたまそのタイミングで顔を上げると、この龍雲が目に飛び込んできたのです。
ちょうど、待っていた雲の切れ目だったところから、銀龍が顔を突き出していたのです。
あと30秒遅かったら、雲は別の形になり、龍の顏ではなくなっていました。
ただの偶然❔
そうかもしれませんね。
でも、そんな「ただの偶然」が、龍雲に出会う時には、ちょっと多すぎる気がするのです。
それらについては今後、ご紹介していきたいと思います。
これを機に、あなたも龍雲をさがしてみますか❔
それとも、やっぱり馬鹿馬鹿しいと思って、龍雲のことなど忘れてしまいますか❔
でも、ぼくらが気づいていようがいまいが、関心を持とうが持つまいが、龍雲は空の上からぼくらのことを、いつも見ているのかもしれませんよ。
では、ここまでのお付き合い、感謝します、ありがとうございました❕