龍雲写真と幸運の雲

~空を見上げて、雲と遊ぼう~

再び願いが通じた❔ ~やさしい龍雲~

空を見上げて、雲を眺めてみませんか?

ドンヨリ曇った日でも、心がドンヨリしている日でも、楽しい雲に出会うかもしれませんよ。

今回は、そんな日に出会った「龍雲」をご紹介します。

 

さて。。。

今回は、前回の続きです。

前回は、ぼくが「龍雲写真」を撮り損ねた、というお話をしました。

そしてその後、落ち込みながら、二時間も散歩し続けたというお話もしました。

その二時間ずっと、撮り損ねた「龍雲」のことを悔やんでいました。

と同時に、なんとかその日のうちに、別の「龍雲」に出会いたい、と思っていました。

そうでもなければ、家に帰る気にもならないくらい、落ち込んでいたのです。

 

こちらが前回の記事です。

 

kumojun.hatenablog.com

 

では。。。

ここからが、前回の続きです。

 

うつむきながらトボトボと歩いているうちに、いつのまにかドンヨリした灰色の雲が、空を覆っていました。

さっきまで、青空に白い雲が浮かんでいたのに。

まるで、ぼくの心と同じくらいにドンヨリしています。

「そういえば、次第に雨になるって言ってたな。。。」

天気予報のことです。

「雨になる前にもう一度、なんとか龍雲に出会いたい。。。」

 

ぼくはあらためて、二時間前に「龍雲」を撮り損ねた場所へ向かいました。

トボトボ歩いている間、ときおり空を見上げては、

「どこかに龍さんがいないかなあ~」

と、さがしていたのですが、いっこうに出会う気配すらありません。

 

こうなったらもう、さっき「龍雲」に出会った場所に行くしかありません。

もしかしたら、そこならもう一度会える気がしたのです。

いえ、もうそこしか、会える場所は無いと思ったのです。

 

そして、急いでそこへ戻りました。

すると。。。

 

気になる雲があったのです。

それが、こちらです。

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最初は、画面向かって右側の雲が気になりました。

一瞬、「龍の顔」っぽく見えたのです。

 

こんな感じです。

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しかし、これを強く「龍雲」だとは確信できないような気もしていました。

 

なぜなら、別な「顔」にも、見ようと思えば見えるからです。

例えば、こんな感じに。

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これだとなんだか、「犬」みたいです。

愛犬家の方には、

「こんな可愛くない犬、いない❕」

と、怒られそうですが。

 

ともかく、いろんな「顔」に解釈可能ということは、それだけ「決め手に欠ける」ということです。

全体的なクオリティー、完成度ともに、あと一歩、説得力が欲しいのですが。。。

今日のところは、これを「龍の顔」ということにして、納得するしかないのかなあ~、なんて思っていました。

 

。。。そのうち今度は、画面向かって左側が気になってきました。

そちらも、「顔」に見えたのです。

 

こんなイメージです。

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なんだか、おかしな「顔」ではありますが。。。

こちらの方が輪郭がすっきりとして、「何かの顔」としてのクオリティーは、若干高いかもしれません。

でもこれは、「龍」というよりは「怪獣」っぽいです。

あるいは、「変顔をして、ふざけているネズミ」とか。。。

 

「今日は龍雲はもう無理かな。雨も降りそうだし。。。」

そう思い始めた時。。。

この「ネズミ怪獣」が、風に乗って流されながら、だんだん形が変わってきました。

その変化の様子を見ていると、何か予感がしました。

「ひょっとして、ひょっとするかも」

そう思いながら追いかけていくと。。。

 

こんなふうになりました。

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ぼくはこれを見て、「怪獣」が「龍」に変わってくれた、と思いました。

 

こんなイメージです。

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上の写真と見比べると分かるのですが、「龍さん」が、こっちを見ています。

その「目つき」が、とても優しい気がしたのです。

ぼくはそれを見て、

「ああ~~、良かったあ~」

と思い、安堵しました。

空の上の「龍さん」に嫌われて、もう二度と、ぼくの前には姿を現してくれないのでは。。。

と、二時間ずっと、クヨクヨしていたからです。

「龍さん、ありがとう❕」

そんな気持ちになりました。

 

。。。なんて、ちょっと綺麗にまとめようかと思いました。

が。。。

 

「これ、ほんとに龍に見える❔」

「龍は微妙かなあ」

「何かに例えるにしても、かろうじて怪獣じゃない❔ 怪獣なら何でもありだし」

そんな声が聞こえてきそうです。

 

たしかに。。。

「目」はまだしも、正直「口」をどこにするか、けっこう迷いました。

それに、顔の左右にそれぞれ、謎の「突起物」があります。

 

これです。

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これはいったい、どういう器官なのでしょう❔

 

最初は「ひげ」ということで、自分を納得させようとしました。

それに無理を感じたので、こんどは「腕」にしようとしました。

しかしこれが「腕」だとしたら、それこそ「怪獣」または「もののけ」です。

 

でもぼくはどうしてもこれを「龍雲」だと感じるのです。

「怪獣」や「もののけ」ではないのです。

だから。。。

「もみあげ風のひげ」ということにしようかとも思ったのですが。。。

そんなことにしたら、ますます「龍」から遠ざかってしまいそうです。

 

なので結局、深く追求することはやめました。

結果的に、落ち込んでいたぼくの心を救ってくれたのですから、これはもう「龍雲」ということで納得しています。

銀色の龍雲、「銀龍」だと言い張るつもりです。

 

。。。と、いうことで今回は、ぼくの必死の願いを聞き入れてくれた「やさしい龍雲」をご紹介しました。

 

なお、以前の記事では、他の「銀龍」もご紹介しています。

こちらの方が、よりオーソドックスな「龍」として、納得してもらえるかもしれません。

 

kumojun.hatenablog.com

 

それではここまでのお付き合い、ありがとうございました❕

次回もよろしくお願いします❕