龍雲写真と幸運の雲

~空を見上げて、雲と遊ぼう~

富士山撮ったら。。。これって龍雲❔❕

【龍雲って何だろう❔】

 

この記事に興味を持っていただき、ありがとうございます ❕

 

さて、第二回目の今回は、ぼくが初めて撮影することのできた「龍雲」をご紹介したいと思います。

でも、ただ単純にご紹介して、はいおしまい、というのでは、みなさん「❔❔❔。。」が残ってしまうと思いますので、本題に入る前に、「そもそも龍雲って何なの❔」というお話をさせていただき、そのあとで雲の写真をご紹介したいと思います。

 

「龍雲」と聞くとなんだか、スピリチュアル的な香りが漂ってきますよね。

とはいっても、ぼく自身にはスピリチュアル的な話ができる能力はないし、神秘的なものごとへの造詣が深いわけでもありません。

『月間ムー』的な世界は、大好物なんですけどね。。。

宇宙人に出会ったり、オーラが見えたり、神様とお話しができたりする人が羨ましい。。。

いつも『月間ムー』発売日の毎月9日が待ち遠しいです。ぼくは『dマガジン』アプリで読んでいます。

あ、そういえば今日、9日だ❕

この記事書き終わったら、すぐ読まなくちゃ❕

 

。。。それはさておき、そういった能力や知識をお持ちの方であれば、「この龍雲が現れた理由は。。。」とか「この龍雲にはこんなお役目があって」とか、そんなお話ができるのでしょう。

さらに「この龍雲は本物だが、こっちの龍雲は本物じゃない」といった判定もできるのかもしれません。

 

ただし、ぼくにとっての龍雲は、純粋にスピリチュアル的なものとは異なります。

 

前回も触れましたが、ぼくには子どもの頃、友達数人と空を見上げては「あの雲、綿菓子みたい」とか「ひつじみたい」などと好き勝手言いながら遊んでいた記憶があります。

くわしいことはもう忘れてしまいましたが、もしかしたらひつじ以外の動物にも例えていたかもしれません。

子どもの頃にはその程度の発想しか思い浮かばなかったのですが、大人になった今では、綿菓子やひつじ以外にも例えることができるようになりました。

鳳凰や天狗、オオカミや神様などです。

鶴や花、小鳥や魚などにも例えられます。

ぼくにとっては、そういったバリエーションの中のひとつが龍なのです。

 

しかし、大人になってから、それも50歳を目前にしながら、幼稚園、あるいは小学校低学年の頃と同じような遊びにはまるとは思いませんでした。

あの頃と違う点は、同世代のおじさん連中数人でワイワイ言いつつ、空を指さしながらはしゃいでいるわけではない、ということです。

あくまでも、一人でひっそり静かに楽しんでいるのです。

周囲から「変なおじさん」と思われないように。。。

 

はまるきっかけとなったのは、これも前回触れましたが、秋元隆良氏の『龍を呑んだ写真家の奇跡の写真』という本でした。

そこに掲載されている不思議な写真、とりわけ雲の写真に憧れて、ぼくも龍や鳳凰のような雲を見つけてみたい、と思うようになったのです。

そしてその後、そういった雲、特に龍雲をたくさん見るようになりました。

 

。。。といういきさつではあるのですが、残念ながらぼくは龍を呑んではいませんし、プロカメラマンである秋元氏のような撮影技術も、高性能の機材も持ち合わせていません。

なので、秋元氏のような不思議な能力も無ければ、不思議な雲をさらに神秘的に見せる技量もありません。

だから「これは、けっこう龍雲として、みなの共感を得られるのでは❔」という、そこそこ自信を持てる写真もある一方、「これって、やっぱこじつけかなあ~❔」と思ってしまう写真もあります。

 

でも、幸か不幸か、ぼくには「これは本物の龍雲だけど、これは違う」ということが分かりません。

だから、勝手にこう決めました。

「自分が龍雲と感じたら、自分にとって、それは龍雲である」

「だれかがある雲を龍雲だと主張していたら、それはその人にとっては龍雲である」

「自分の龍雲を、むりやりだれかに肯定させない」

「だれかの龍雲を、否定しない」

 

。。。まあ、ユーチューブもやっていますが、今のところチャンネル登録してくれた人は1~2人くらいしかいないので、否定も肯定もする機会自体、ほとんど無いんですけどね。。。

 

と、前置きがちょっと長くなってしまいました❕

 

つまり何が言いたかったかというと、空を見上げて「あの雲、龍みたい」とか「鳳凰みたい」とか空想するのって楽しいよ、写真を撮ると、もっと楽しいよ、そんなことが言いたかったのです。

雲を見て、龍だと思えば龍雲、猫だと思えば猫雲、ニジマスだと思えばニジマス雲、そんな軽いノリで、ぜひあなたも空を見上げて、おもしろい雲をさがしてみませんか❔

 

龍雲って、龍を連想しながら楽しめる雲、くらいの気持ちでいいんじゃないですかね❔

 

では、本題❕

 

【龍雲との出会い】

 

今回ご紹介する写真は、こちらです。

 

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画面の下の方に、遠いですが富士山が写っているのがお分かりですか❔

そして画面中央付近に月があるのが分かりますか❔

そして、その月の上にうっすらとですが雲が拡がっていますね。

 

それが、龍雲です❕

 

。。。「いったい、どこが❔」ですって❔

 

それでは、ヒントです。

① 龍の顏だけが写っています。

② 口から火(のように見える雲)を噴いています。

 

しばらく、ああでもない、こうでもないと眺めた末に、「やっぱり分からん❕」という方は、下の写真をご覧ください。

龍の目と口、口から噴く火が一目で分かるよう、イラストを加えてみました。

 

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いかがですか❔

最初の写真と見比べてみてください。

目と口の位置が分かれば、龍の顔に見えてきませんか❔

 

え❔ 龍というより、ゴリラみたい❔

 

そ、そういう意見もありかもしれませんね、で、でも、前述したように、ぼくは龍だと思っているので、あくまでも龍雲ということで話をすすめさせていただきます。

 

このゴリラ雲、いや、龍雲は、実はぼくが初めて出会った龍雲なのです。

そしてその出会いは、全くの偶然でした。

 

さきほどご覧いただいた富士山、天気の良い日はぼくのウォーキングコースの中にある、見晴らしの良い高台から遠くに眺めることができます。

ただし見えるのは寒い季節がほとんどで、夏場はほとんど見えません。空気が澄んでいないとなかなかお目にかかれない、そんな距離感だと思ってください。

 

この写真を撮ったのは、2020年11月4日。

つまり、暑い、もしくは暖かい季節にはあまりお目にかかれなかった富士山、それも若干雪化粧した富士山を、久々に拝めた日、あるいは拝める季節にようやくなった、そんなちょっとした感動が、この日のぼくにはあったと思われます。

 

おまけに、上空にはまだ、月も見える。

早朝の、富士山と月。そして雲。

 

とりあえずパシャリ。

スマホで撮りました。他にも数枚、雲の写真を撮りました。なにせ、秋元氏の写真にあるような龍雲に憧れているのですから、なんとなく、雲の写真も撮りたくなったのかもしれません。

 

「かもしれません」というのは、正直、龍雲には憧れつつも、自分に縁があるものだという気持ちは、強くはなかったからです。

むしろあわよくば、UFOでも紛れて写り込んでくれないかなあ~、なんて気持ちの方が強いくらいだったかもしれません。『ムーミン』つまり『月間ムー』好きとしては。

そういえば、雲の写真を撮ったこと自体、この日が初めてでした。人生を通じて。

 

その後ウォーキングをして家に帰り、「そういえば、写真撮ったっけ❔」と思い出し、スマホでチェックし始めました。

最初に思ったのは「富士山、意外にちっちゃくしか写ってないなあ~」ということでした。

ちょっと、ガッカリ。

「月も、もうちょい存在感あったと思ったけどなあ~」

さらにガッカリ。

となると、鑑賞するものは雲しかありません。

撮影時にはあまり意識しなかった雲が、皮肉にも一番存在感があるのです。

「龍雲だったらいいのになあ~」とぼんやり思いながら見ていると。。。

 

「ん❔」

たぶん、ふたつの「目」に最初に気づきました。

 

「んんん❔」

次に気づいたのはおそらく「口」です。

 

「あれれ❔ これ。。。顔だ❕ 龍の顔だ❕」

そう思って見ると、口から火まで噴いています。

 

「龍雲、撮っちゃった。。。」

 

ゴリラだろ、と突っ込まれている方、いいえ、これは龍雲なのです。ぼくにとっては。

もちろん、あなたにとってはゴリラ雲かもしれないし、オランウータン雲かもしれないし、そもそも何の顔でも動物でもないただの雲、かもしれませんが。。。

 

いずれにしても、憧れていた龍雲との出会いは、思いがけないものでした。

もちろん、これが「本物」の龍雲かどうかは、ぼくには知る由もありません。

でも、確実に言えること。

それは、人生の楽しみがひとつ増えた、ということです。

 

みなさんも、空を見上げておもしろい雲をさがしてみませんか❔

きっと、龍雲だって、見つかるかもしれませんよ。