今日は節分です。
そこで今回は、「節分ぽい」ものに似た雲の写真をご紹介しようと思いました。
しかし「節分ぽい」ものと言っても、思い出されるものはせいぜい、「豆」か「鬼」くらいです。
「福」といっても具体的にどんな形の雲を見つけたらいいのか、分かりません。
それに、自分がこれまで撮った雲の写真の中には、「豆」のような雲の写真もありませんでした。
実際には、小さな豆みたいな粒粒の雲が浮かんでいた日も、これまでに何度かあったのかもしれませんが、いつも「龍雲」をさがすことに夢中なぼくはそれを見て、
「あ、あの雲、豆みたい❕」
と喜んで写真を撮ることはありませんでした。
というわけで、今回は「鬼の雲」をご紹介したいと思います。
まず最初にお見せするのは、この写真なのですが。。。
ぼくは、こんな「顔」をイメージしています。
「目」の部分にイラストを入れてみました。
「左目」はとても分かりやすいですが、「右目」は風になびく「ひげ」か「たてがみ」に、少し隠れている感じです。
「目」にイラストを入れたら、「口」の位置や形、また「顔」の輪郭全体や、「たてがみ」が風になびく様子も、分かりやすくなったかと思います。
。。。と、ここまで説明しましたが、この説明にちょっと引っ掛かりを感じた方も、いらっしゃるかもしれません。
それは、「たてがみ」という単語に、違和感を覚えたからではないでしょうか❔
「鬼」には「たてがみ」はありません。
あるのは「髪の毛」です。
でもぼくは、この「顔」の上部になびいている部分を、「たてがみ」だと思って見ています。
なぜならぼくはこの「顔」は、「龍の顔」だと思っているからです。
それも、ぼくがこれまで出会った「龍雲」の中で、一番激しい表情をしています。
「たてがみ」や「ひげ」も、強い向かい風を受けて、激しく波打ち、逆立っているように見えます。
「目」も吊り上がり、「口」からも力強い咆哮が聞こえてきそうです。
ぼくがこれまでに撮った「お気に入りの龍雲ランキング」の中では、かなり上位に位置する「龍雲写真」です。
。。。なんて、「龍雲」について熱く語りましたが。。。
そんなことより「節分ぽさ」ですよね。
「節分ぽい」と言えば「鬼」。
この記事のタイトルもヒントになっているので、察しの良い方はとっくにお分かりだと思います。
そうです。
この「龍の顔」が、次第に「鬼の顔」に変化していったのです。
それを順番にお見せします。
少しづつ、「顔」が縦長になります。
ここまでくると、すでに「龍」ではなくなっている感じです。
「顔」の輪郭はむしろ「人」に近くなっています。
「顔」はますます縦に伸びていきます。
「鼻の穴」が大きいです。
そして「右目」は隠れていて見えませんが、「左目」は笑っています。
大きく開けた「口」からは、地鳴りのような笑い声が響いてきそうです。
ぼくはこの時点で、「大笑いする鬼の顔」が完成した、と思っています。
そして最後は大笑いしながら、形を崩していきました。
以上、これが今回の記事タイトルにあるように、「龍が鬼に変身」した一部始終です。
「かっこいいイケメンの荒ぶる龍」が、「ガハハと大笑いする明るい鬼」に変わっていった、そんな空想をしています。
そして、「顔」が「龍」から「鬼」に変わる過程で、「たてがみ」も「髪の毛」に変わっていった。。。
そんなふうにも思っています。
ちょっと「角」を特定するのが難しいかもしれませんが。。。
ぼくは今回ご紹介した「鬼の雲」を見ると、
「なんだかずいぶん、ご機嫌で楽しそうな鬼さんだなあ~」と思います。
そう思うと、節分で「鬼」さんたちを追い出してしまうよりも、むしろ追い出さず、味方についてくれた方が、なんだか楽しそうだし頼もしそう。。。
そんな空想もしてしまいます。
それでは、今回はここまでです。
楽しい節分をお過ごしください。。。
あ、そう言えば最後に思い出しました。
「節分ぽい」と言えば、「恵方巻」もありましたね。
だけど空に浮かぶ雲を見て、「恵方巻」を連想する機会が今後あるかと考えてみると、かなり微妙な気がします。。。
ここまでのお付き合い、ありがとうございました❕