龍雲写真と幸運の雲

~空を見上げて、雲と遊ぼう~

ゆらゆらぼんやり曇天に。。。「蛇の雲」❔

本日、皆さまお住まいの地域のお天気は、いかがですか❔

こちらはドンヨリ曇って、寒いです。

のっぺりとした灰色の空で、変化に乏しくて面白味がありません。

実際、今日は「龍雲」などには出会えませんでした。

が。。。

 

ドンヨリのっぺりの曇り空だからといって、決して面白い雲に出会えない訳ではありません。

なんとなく面白い雲に出会えそうな日もあるのです。

そんな日は、やはり空を見上げてみます。

そして空を見上げていると、うっすらとではありますが、雲に変化が見えることがあります。

 

この日も、そんな日でした。

青空に白い雲がプカプカ浮かんでいるような日には、空を見上げたくなる人も多いかもしれませんが、曇り空だとあまりそういう人はいない気がします。

空を見上げるにしても、せいぜい雨の降り出しを気にしてのことでしょう。

 

でもぼくは、そんな日でも「龍雲」みたいな雲との出会いを期待してしまいます。

それはぼくが、「龍雲」の魅力に憑りつかれた「龍雲病患者」だからです。

もっとも、ぼくの言う「龍雲」は、ぼくが自分で勝手に「龍雲認定」したものであり、誰かの同意を得たものではありませんが。。。

 

というわけで、今回ご紹介する雲は、こちらです。

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これは、画面向かって左側から右側へ、風に乗って流れて来た雲です。

と言っても。。。

 

「これは、って言うけど。。。それっていったい、どの雲のこと❔」

といった感じですよね❔

「これは」もなにも、空一面がひとつの大きな灰色の雲の塊のようですから。

 

だけど、よお~く見てみると。。。

画面左側から中央に向かって、白っぽく細長い「首」が伸びているのが分かりますか❔

そしてその「首」は、大きな「両目」を持つ「三角形の顔」につながっているのが分かりますか❔

 

でも、ぼんやりした雲だから、そんなふうに言われたところで、「❔❔❔」ですよね。

そこでイラストを入れてみました。

こんなイメージです。

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ぼくには、こんな「顔」に見えたのです。

イラストを入れたら、なんだか「笑顔」みたいになりましたが、実際には、特に「笑顔」というふうには見えないかもしれません。

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これを見た時、最初は「龍雲」かと思いました。
ぼくはいつも「龍雲」をさがしているからです。

しかし、この「顔」をよく見ると、どうやら「龍」の顔ではありません。

首が長くて「龍」ではない、とすると。。。

 

普通ならやはり「蛇」ということになるのかもしれませんが、ぼくはむしろ「カマキリ」をイメージしました。

なぜなら「顔」が三角形で、「カマキリ」そっくりに見えたからです。

たしかに「蛇」にも、顔が三角形に近いものもいたような気がします。

しかし、それでもこの「顔」に比べれば、「蛇」の顔はもう少し楕円形というか、丸みを帯びていたような記憶があります。

 

そこでこれは「カマキリ」で決まり❕

。。。となるかと言えば、やっぱり悩むのです。

「カマキリ」だとすれば、「触覚」に当たる部分が欲しいです。

それに明確に「カマキリ」であれば、前脚の「鎌」を、これ見よがしに振り上げながら登場してくるはずです。

そうかといって、ここまで「カマキリ」そっくりな顔の「蛇」もいません。

ぼくは散々悩みました。

そして悩んだ挙句。。。

 

これは「蛇」ということにしました。

理由はみっつあります。

ひとつは、「首」の部分の「皮膚感」、というか若干の「ウロコ感」です。

昆虫の感じではないように思ったのです。

ふたつ目は、「蛇」は「龍」とは親戚のようなものだから、「龍雲」以外に「蛇の雲」が登場しても違和感はありませんが、唐突に「カマキリの雲」が登場するだろうか、という疑問です。

「いや、そんなこと言ったら、龍雲だって蛇の雲だって、充分唐突だよ」

そんなふうに突っ込まれそうですが。。。

みっつ目は、このすぐ近くに大蛇を祀る小さな祠がある、という事実です。

「龍雲」をさがし求めている位ですから、ぼくは元々そういう神秘的な類の話には弱いのです。

だからすぐに、この雲とその祠の存在とを結びつけたくなってしまいます。

 

というわけで、ぼくはこの雲を「蛇の雲」ということにしました。

ずいぶんぼんやりした雲なので、いつも以上に「こじつけ」と思われそうですが。。。

だけど、こういう「分かりにくい」雲を見つけると、まるでぼく一人だけの秘密を見つけたみたいで、けっこう嬉しいのです。

 

ところで、この「蛇の雲」が現れる直前の空の様子は、こんな感じでした。

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ここにはまだ、何かの「顔」に見える雲はありません。

ドンヨリとして寒そうな、ありふれた冬の曇り空にしか見えません。

でも全く変化が無かった訳ではなく、画面の左側から徐々に、気になる雲が流れてきていたのです。

 

「龍雲ファン」の方もそうでない方も、「龍雲病」の方もそうでない方も、こういうドンヨリのっぺりな灰色の空の日でも、見上げてみれば面白い雲に。。。

出会えるかもしれませんよ❕

 

今回は、ここまでです。

お付き合いいただき、ありがとうございました❕