空を見上げて、雲を眺めてみませんか?
楽しい雲に、出会うかもしれませんよ。
さて。。。
今回ご紹介するのは、「日の丸みたいな穴あき雲」です。
「日の丸」というのが「お正月」らしくていいかな、と思って、今回これを選びました。
が。。。
実は前回ご紹介した「犬雲とホットドッグ雲」と、まったく同じ雲なのです。
前回の記事はこちらです。
「犬雲とホットドッグ雲」を、イラストで説明したのが、下の写真です。
「ホットドッグをくわえた犬の横顔」の雲です。
下は、イラストを入れる前です。
察しの良い方は、すでになんとなくお分かりかもしれませんが。。。
ぼくが「ホットドッグ」だと言い張っていた、楕円形の「穴」が開いた部分があります。
この「穴」が、だんだん近づいてくるにつれて、楕円形から円(丸)に変化してくるのです。
こんな感じです。
この時点で、すでに「犬の横顔」は消滅しかかっていますし、「ホットドッグ」も、むしろ「クリームパン」か「ゆでたまご」の形に近くなっています。
ぼくはこの雲を眺めつつ、ふたつのことを期待していました。
ひとつは、完全な「丸」に近い形を見られること。
もうひとつは、それが「日の丸」のように見えること。
です。
実はこの日は、「虹色の雲」が期待できる日でした。
この雲に出会う40分ほど前に、これとは別の、「虹色に光る穴あき雲」に出会っていたからです。
それがこちらです。
光っているのはほんの一部ですが、先ほどの雲も、この雲のように、
「虹色に光ってくれるかも❕」と期待したのです。
しかも最初は「ホットドッグ」あるいは「ソーセージ」みたいだった形の「穴」が、近づくにつれ、どんどん「円」すなわち「丸」に近くなってきています。
その「穴」がぼくの真正面まで来れば、おそらく「丸」になるはずです。
そのタイミングで、「丸の中の雲」が虹色に光ってくれれば。。。
それも、さっき出会った雲よりも、もっと広範囲に光ってくれれば。
それはまるで「虹色の日の丸」みたいになるんじゃないか、と期待したのです。
そうしてついに、「丸」の瞬間を撮りました。
それがこちらです。
まあ、若干「楕円形」ではありますが。。。
それでも、「綺麗な丸だなあ~」とは思いました。
が。。。
残念ながら「虹色の日の丸」にはなりませんでした。
「ひょっとしたら雲たちが、ぼくの期待に応えてくれるかも」
なんて思っていたのですが。。。
でもぼくは、この雲に別のおもしろさを見つけようとしてみました。
そして。。。
「穴の中の雲は、もしかしたら八岐大蛇 (やまたのおろち) かもしれない」
と思ったのです。
たくさんの「蛇の頭」を連想したのです。
まあ、よく数えてみると「蛇の頭」はどうやら、軽く八本以上はありそうにも見えるので、「八岐大蛇」にしては、ちょっと数が多すぎるのですが。。。
しかし、そのあたりのことは、あえて厳密に追及することはせずに、ぼくはこの雲を「八岐大蛇」だと思うことにしました。
「日の丸」が「八岐大蛇」を連れて来た、なんていうと、なんだか神話的なロマンを感じるじゃないですか。。。
というわけで、今回のタイトル
『ホットドッグな穴あき雲は、八岐大蛇の日の丸雲❔』
の意味とは、そういうことだったのです。
それでは、ここまでのお付き合い、ありがとうございました❕
次回もよろしくお願いします❕